遺体の状態チェック表のご紹介

医療と葬祭業をつなぐ取組み「状態チェック表(感染予防チェックリスト)」

医療機関に比べて搬送業者を含む葬儀領域では感染事故に関する意識も非常に低く、感染対策が充分に備わっていないのが現状です。当社はその現状を変えていくべく、遺体に関する情報を葬儀社に引き継ぐ方法(資料)として、医療器具の抜去痕、外傷、褥瘡等を含む全ての創傷、生前からの感染症の有無など遺体の状態がわかる「状態チェック表(感染予防チェックリスト)」を提案し、各分野にご協力を求めてまいりました。

その活動の結果、現在「日本赤十字社和歌山医療センター」や「和歌山県警」などを始め、地域医療を担う須佐病院などのいくつかの医療機関でご理解いただき、採用されています。それを受けて、導入を検討している医療機関も増えています。また、チェックリストの導入をきっかけに、「死後の処置」の見直しと共に、葬儀社、搬送業者に対して「院内でのグローブの着用」の義務づけをはじめられた医療機関もあります。

状態チェック表(感染予防チェックリスト)の導入は、感染予防対策上、有益な情報となりますので今後も各分野にご理解いただき、ご協力をいただけますよう活動してまいります。

□状態チェック表の使い方
状態チェック表は個人情報保護の観点から、死亡診断書と共にご遺族にお渡しください。 内容についてはご遺族がいらっしゃる所で葬儀社(搬送業者)に説明し、きちんと引継ぎを行ってください。

状態チェック表

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